【スラムドッグミリオネア】”海外映画レビュー”「一発逆転?いやこの世の中は必然で成り立っているものかもしれない…」

この映画は2008年と古い映画なんですけども、アカデミー賞受賞の8冠に輝いた非常に話題性があった作品のようで、友人がお勧めだという事で見てみました。結論から言うと面白いですね。ただこれ前半と後半のスピード感が違うので、前半がちょっとダラダラしてる感があります。

ちなみにこれはインド映画ですね。ですんで、最後踊ります。笑

もう観たのが1ヶ月ぐらい前になるので、ちょっと忘れてしまったところもあるんですけどね。

ぼくと1ルピーの神様が原作。原作者は現在インドの外務報道官になっているようです。まぁ映画の方と原作は違うみたいなんですがね。

この話ねざっくり言うと、日本にクイズミリオネアってあったじゃないですか。クイズに1つ1つ答えていって、1000万を目指すやつね。

あれはまぁイギリスの番組を元にしているわけなんですけど、あの番組にあるジャマールというスラム出身の若者が挑戦するわけなんですけど、正解を次々出すわけですよ、スラム出身の彼がまともな教育すら受けてないのに、答えられるわけがないと、それをおかしいと思った関係者が彼のイカサマを疑うんです。

映画のスタートはこのイカサマを疑った関係者が警察を呼んで彼を拷問にかけているところからスタートするんです。だから最初はよくわからないんで、ポカーンと見ることになります。

でも彼は本当にイカサマしていたわけではないんです。じゃあなんでスラム出身の彼がクイズに次々答えられたのかというのが、この映画の大筋ですね。

この映画の面白いところはね、インドの世界観がそのまんま映画になっているところなんですよ。島耕作のインド編読んだことあるひといればわかると思うんですけど、インドは表向きはカースト制度は廃止されているわけなんですけど、現実にはあるわけで、その最下層にあたる貧困層ってのは、もう悲惨なんですよね。

あの教科書では4つのカースト制度で習うんですけど、その下の不可触賎民っていうのもあるわけなんです。そういう人はスカベンジャーとして生きるしかなくなるんですよね。可哀想というより、現実に存在するという事ですね。

この映画ではあのジャマール君のクイズ番組と同時にフラッシュバックで過去のジャマール君の生い立ちが映し出されるんで、そこで分かるわけなんですけど、例えば、島耕作では腕の無い子供が出てくるんですよ。それはなぜかというと可哀想だと思って、お金を恵んでくれる可能性が高いから。

勿論そのお金は胴元にいってしまうわけなんですけど、そういった人権自体があるわけの無い世界観ってのがこの映画では出てくるんです。そういう意味じゃ、嫌いな人は嫌いな映画じゃ無いかなと思いますね。エッジ効いてる系なんで。

こう言う社会風刺系は賛否両論だと思うんですけど、そのなんというかこれが悪だとか正義だとかそういう感じでは無いんですよね。

実際エグいシーンはあるんだけど、隠されてきた社会を写してきたというより、今現実にあるよねというのを映画化したというのかな、だからきついのはあるけど、やり過ぎ感はあまりない作品ですね。タブーとされているのはこの世でたくさんあるとは思うんですけどね、それをうまい具合にメッセージ性を出しつつ、1つの物語にしたこの作品の完成度は高いなと感じましたね。

もし観てない方がいたら、これ観てみてください。結構面白いですよ。

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