
2019年9月公開の映画でございます。「ゲットアウト」っていう、心理スリラー映画が2017年にヒットしたんですけど、その監督が作ったという作品ですね。
主人公はアベンジャーズ観た方はわかると思いますが、ブラックパンサー役の彼です。こちらは心理スリラーというよりまぁホラー寄りかなと思いますね。
ざっくり言うとですね、家族で遊園地に遊びに来てる時に、その子供が自分のドッペルゲンガーを見るところから始まります。んでその数十年後にまたそのドッペルゲンガーが現れるんですね。んで今度は家族のドッペルゲンガーまで出てくるんです。
彼らの目的は一体何なのか、どこから出てきたのかっていうのを明らかにしていく映画です。んで、この映画なんですが、面白いか面白くないかで言われたら面白くは無いんですが、これは違う展開で、視点を変えてドラマにしたらありだったかもしれないと思うんです。
ドッペルゲンガーは基本的にどこからともなく襲ってきて、これ後で明らかになるんですが、世界中でこんなことが起こってるわけです。だからウォーキングデッドみたいに世界荒廃型にしていくっていくのはアリですね。
改善点?
この映画どこが面白くなかったのかというと、話の辻褄がきちんと説明されていないことにあるんです。
何故彼らが存在するか、目的はとかは理由ははっきりしているんですが、そもそもの話の方向性をどうしたいのかなというのがはっきりしない。多分なんかのメッセージを伝えたいのかもしれないんですが、それが説明されないので全く意味が分からないというわけです。
恐らく監督は心理スリラーにしたかったんじゃないかなと思うんです。ホラーだったら、ストレートに怖がらせるからね。
ただこういう系って、作るの最も難しいと思うんですよね。シナリオ書く人が相当練ってないといけないのでね。これなんなん??みたいな感じになっちゃって、まさにこの映画みたいになっちゃうんだよね。
ジャンルは違いますけど、これ系でスゲェと思ったのはジュリアロバーツ主演のホームカミングですね。前にこれレビューしたんですけど、これはシナリオが完璧ですね。あれ結構怖いんすよ。
ここまで話を考えられるのが凄いなと単純に思いますね。良かったらそっちの方を概要欄に載せとくんで観てみて下さい。
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