
国内の興行収入の中でも常に上位にランクインする名探偵コナンシリーズ。今回は2018年4月に公開されたゼロの執行人のレビューです。本作は今までのコナン史上の中で最も興行収入が高かった作品とあって期待大ですね。フールーで一時的に次回作の映画公開に合わせて無料になっていました。こういうのを利用するとお得ですね。
コナン映画の公開日

コナン映画はコラボを除いて毎年4月に公開されます。2013年はルパン三世とコラボしたときには映画は12月公開でした。
当時テレビでも結構話題になっていたのを覚えていますね。天下の大泥棒であるルパン三世と、名探偵のコナンですから、凄く観たくなるマッチでした。現在執筆時は2019年で23作目にあたる名探偵コナン「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」が上映中ですが、こちらも話題作になっていますので、ほぼ確実に上位に上ってくるでしょう。
思ったより内容が難しい…

内閣府HP
今回の話は、警察庁、警視庁、検察庁の組織の理解が非常に重要で、誰がどこに所属しているのかの知識が必要なんですよね。それを考えるとこれ子供にとってはかなりキツイよなぁと思って観てましたね。大人の場合はまぁなんとなくで表面上知っている知識もあるんで、なんとかなるんですけどね。
ここで出てくるのは内閣のHP。笑
警察庁と警視庁というのは非常に似通った言葉なんですけども、警察庁というのは内閣からの外局である国家公安委員会の下にあるのが警察庁。これは東京の組織で、警視庁に指令を送ります。
要は、今回のゼロである古谷零はこの警察庁側の人間で、目暮警部とかとかは全く異なる組織にいるということです。まぁそういう意味では上司になりますね。
アナログな現場検証がなかった
コナンや金田一といったら本人達が物的証拠を集めて、推理して犯人を追いつめるという形が基本の形ではあるんですが、この基本形が今回無いんですね。全てリモートで証拠は残しており、それ見ながら判断するという形。
まぁここまで大きなスケールでの話になっちゃったんで、仕方ないというのがあるんですが、そういう意味ではミステリーと離れてしまって、少し残念かなぁと思いましたね。
でのコナンの良いところは前提知識をほとんど必要としないところです。全ての映画が単発になっているので、アベンジャーズのような前回観ていないと付いていけないということがありません。そこがコナン映画の良いところですね。
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