【海外ドラマレビュー】ロア~奇妙な伝説~「ガチ!本当にあった恐怖の伝承をもとに作られたホラーを観たいならコレ」【シーズン1~2】

言い伝えや伝承というのは、どの国でも歴史的に存在し、それは時として奇妙なそして残忍な事件を引き起こしたりします。本作「ロア」ではそうした奇妙な伝承に焦点を当てて、歴史的史実を元に、ドキュメンタリー+ドラマ仕立てで制作されています。それではレビューをご覧ください。

最高の監督が手掛けた奇怪な伝承物語

本作を手掛けた監督は、「ウォーキングデッド」や「Xファイル」の総指揮をした監督が手掛けており、これだけでも期待大のドラマになっていて、観る前にワクワクしましたね。その期待は裏切りませんでした。そして、このドラマはかなり特徴的な仕上がりになっています。

上にも書いたように各地の歴史的な伝承を最初の5分で実際の記録とともに説明して、残りの30~40分は再現VTRみたいな形になってるんですね。どの話も奇妙というか、どちらかというと奇怪な感じというのかな、迷信に囚われた因習だったりとかそんな感じの題材を扱っていて、子供だましのネタではないです。資料映像も非常に興味深くみることが出来て、こういうのが好きな人にはたまらない仕様ですね。

特に第二話目の目の中に針を入れるやつなんかは個人的に苦手なやつなんで、それはすっ飛ばしましたね笑

日本にも伝承を扱う題材はとても多い

日本でもこういった風習などを扱ったものは多く、アニメなどではジブリ作品では「千と千尋の神隠し」なんかまさに神隠しの例ですね。あとは、ドラえもんでいえば映画の「日本誕生」に描かれているが神隠しです。また「ひぐらしのなく頃に」は鬼隠しではありますが、共通のテーマでもありますね。

また、神隠しは天狗隠しと言われる場合もあり、天狗が子供をさらうという伝承があったからなわけなんですね。昔は「子供が行方不明になってしまう」ということは、間違って神の領域に踏み込んでしまい、こちらの世界に帰ることが出来なくなってしまったからと考えられていました。だからその境界線(所謂結界)に注連縄などを張り、目印としていたわけです。

こうした神隠しに限らず、日本では沢山の伝承があり、神社という身近な存在があるからこそ、アニメなどになっても違和感がないということなんでしょうね。

時代背景

主に1880年~1920年あたりの伝承をこの話全体でしていますが、この時代がどんな時代だったかというと、ヨーロッパの世界では産業革命が起こり、自由主義社会の流れが出来始める頃です。つまり、まだまだ民間には近代文明というものが浸透しきっていないわけなんですね。

迷信というものがないのは頭では理解できるが、いざ自分の身に降りかかると、そうした迷信を信じてしまうレベルの意識ということです。だからこそ、この「ロア」で取り上げた題材の全ては、近代社会の中で起きてしまった稀有な事件とでもいうのでしょうかね。各話の最後の方に各メディアは野蛮で下劣な行為といったものが散見されるので、そういうことなんでしょうね。

ちなみにこの時代の日本はというと、明治維新後約15年~55年ですから、急速に近代国家を仕上げている頃です。この時代の日本の改革があったからこそ、今の議会制度などの仕組みが整えられ、他国にも負けないぐらいの国力を持ったそんな時代ですね。

近代社会の過渡期に起きた伝承の一つと考えると、よくここの時代に注目したよなぁなんて自分では思いますね。

 

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